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ブラジル・ポストは6月１日、新経営陣発足後100日間の節目に、これまでの成果と今後の方針をジュセリーノ・フィーリョ通信相に説明した。会談では、長期的な企業戦略に沿った組織構造の改革が焦点となり、今後数年間のうちに、近代化と新しい経営手法の導入の必要性が話された。

ブラジル・ポストのファビアーノ・シルバ・ドス・サントス総裁は、今年実施する事業計画プロジェクトと、2023年から2025年にかけて実施予定の「コレイオス優先行動計画」を発表した。

今年予定されているプロジェクトの中には、ユニバーサルサービスを確保するために、Eコマース向けの製品やサービスの開始、小包取扱いネットワークの近代化、市場に対応したサービスや流通形態の導入、フィジカルとデジタルの組み合わせによるファーストマイルとラストマイルの統一など、ブラジル・ポストを現代社会の現状に適応するための施策が含まれた。

2025年までに実施するプロジェクトには、デジタルトランスフォーメーション（DX）、ESG（環境、社会、ガバナンス）に対する取組、国際物流ハブの設置、デジタルインクルージョン、連邦政府・州政府・地方自治体向けロジスティクスサービスの提供などが含まれた。