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2012.11.08

  • デンマーク

【デンマーク】デンマーク・ポスト、全体の6分の1の郵便差出箱を撤去

 デンマーク・ポスト(Post Danmark)が、国内に現在8,584個ある郵便差出箱のうち、6分の1に当たる1,470個を撤去することを決定。
この措置は、書状数が10年前のほぼ半分にまで減った現状に、業務の規模を合わせることを目的としている。
 また、同社は、回収を定時に行わない郵便差出箱の数を増やすことにしており、こうした郵便差出箱は、定時に回収する郵便差出箱の数をわずかに上回ることになる。
(PostNord 2012年10月22日等)

(ひと言)
 デンマークでは国民の3分の2近くが電子郵便受箱サービス「イーボクス(e-Boks)」(※デンマーク・ポストとネッツ社の共同子会社)を利用しており、政府は既に、2015年までにすべての政府機関・地方自治体・公共機関が通信をデジタル化し、伝統的な郵便サービスの利用を完全に取りやめることを決定している。
 また、郵便受箱については、2012年5月から沿道または歩道沿いに設置することが義務づけられている(但し、65歳以上の国民は、自治体に申請すれば、これまでどおり戸口配達サービスを受けられる)。