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2013.04.30

  • 英国

【英国】郵便局会社、今春より当座預金口座を一部店舗で提供開始

 郵便局会社は4月11日、今春より当座預金口座を提供開始する。まず幾つかの郵便局で提供を行い、2014年に全国的な展開を開始する予定。
 現在、全国で300万人に及ぶ顧客が、全国1万1,500の郵便局店舗で、郵便局会社が提供する金融サービスを利用しているが、当座口座サービスの開始は、同社の金融サービスの充実にむけて大きな一歩となる。
 なお、郵便局会社は国内では最も早く成長している金融サービスプロバイダの一つで、住宅ローンをはじめ各種保険(車両、家財、生命)、クレジットカード、約2,100台のATMや外国為替サービスを提供している。
(Post Office 2013年4月11日等)

(ひと言)
 このところの欧州における郵便事業体および関連会社の金融サービスについての動きとしては、フランスのラ・ポスト傘下のポスト銀行(Banque Postale,)が富裕層資産管理事業の専門性を高めるため、同業のCredit Mutuel Arkeaからヨーロピアン・プライベート・バンク(European Private Bank: BPE)を買収した。この買収は、富裕層資産管理事業の拡充に重点を置く2011~2015年戦略計画の一環と説明している。
 また、アイルランドでは、郵便局長労組(Irish Postmasters Union: IPU)が、アイルランド銀行(Bank of Ireland)に対し、英国の郵便局で提供することになった銀行口座と同様の商品をアン・ポストでも提供するよう要請した。