2012.02.02
【ロシア】ヘルメス-DPD、ロシアで「パーセルショップ(Parcel Shop)」ネットワーク
ヘルメスとDPDはロシアの消費者向け小包市場で協力している。ヘルメス-DPD(Hermes-DPD)のブランド名でロシア全土に「パーセルショップ(Parcel Shop)」ネットワークを築き、ロシアの有名小売チェーン店で店舗内窓口を運営するための合弁事業を開始した。
ヘルメス-DPDによれば、このネットワークは2011年現在、モスクワの300店舗をはじめ、8大都市にも拡大している。
ヘルメスとDPDは、2014年までにこのネットワークをロシア国内44都市の1,500店舗に拡大したいとしている。
(DPD/Hermes 2012年1月24日等)
(ひと言)
ロシアのエクスプレス市場では、ドイツポストDHLがトップの地位を維持している。
DPDは仏ラ・ポストの欧州地域でのエクスプレス事業子会社。ヘルメスは独通販Otto(世界最大手)のロジスティクス完全配送子会社。ドイツ等ではライバル関係にある両社だが、2008年12月から提携強化を発表しており、2009年10月にロシアに合弁会社を設立した。