[HTML]
H1

お知らせ詳細

お知らせ表示

2023.12.01

  • 最新研究
  • 飯塚 留美
  • 黒川 綾子
  • 中邑 雅俊

2030年放送制度論考-社会的共通資本としてのメディアのあり方-(後編)

 我が国では現在、デジタル時代における放送の将来像や放送制度の在り方について検討することを目的として「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」が開催されている1。ブロードバンドインフラの普及やスマートフォン等の端末の多様化等を背景に、デジタル化が社会全体で急速に進展する中、放送の将来像や放送制度の在り方について、中⻑期的な視点から検討を⾏うことを目的としている。主な検討事項には、デジタル時代における放送の意義・役割、放送ネットワークインフラの将来像、放送コンテンツのインターネット配信の在り方、デジタル時代における放送制度の在り方等が含まれる。
 本稿では、米国、英国及び仏国の放送制度又は事業の特徴的な事項について紹介するとともに、放送コンテンツのインターネット配信に関連して、地上波放送のIP 配信や5G の放送利用等、放送通信融合市場をめぐる動向について紹介する。
 なお、今回、調査した内容について、不足部分や精査が必要な箇所については、次年度実施予定の補論にて補完することでご容赦頂ければ幸いである。
 
1 デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_hososeido/index.html
 
 
(執筆者)
飯塚留美(ICT リサーチ&コンサルティング部 シニア・リサーチディレクター)
第1 章、第3 章、第5 章、第6 章担当
中邑雅俊(ICT リサーチ&コンサルティング部 リサーチディレクター)
第2 章担当
⿊川綾⼦(ICT リサーチ&コンサルティング部 シニア・リサーチャー)
第4 章担当
 
「リサーチャーの紹介」はこちら