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2024.02.15

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【米国】マイクロソフト、ニュース制作での生成AI活用でメディア企業と提携

マイクロソフトは2月5日、生成AIを活用したニュース制作でメディア企業Semaforと提携することを発表した。提携の一環として、Semaforの新しいニュースフィード「Signals」のスポンサーにもなる。Signalsでは、ニュース速報とニュース分析を1日十数回配信する予定。生成AIは情報収集や調査に活用し、記事自体は記者が執筆する。生成AIとメディア企業の共存を目指す動きは進んでおり、2023年12月には、米オープンAIと独アクセル・シュプリンガーが提携した。しかし、生成AIの脅威を訴える声も根強く、2023年9月には世界の報道機関・メディア26団体が「世界AI原則」を発表し、AI技術が著作権を侵害したりジャーナリズムに対する信頼を揺るがしたりする可能性があると警鐘を鳴らした。また、2023年12月には米ニューヨーク・タイムズが、同社記事を無断で利用して対話型AIを構築したとしてマイクロソフトとオープンAIを提訴した。日本では、読売新聞が2024年2月より同社記事を生成AIに学習させる行為を禁じている。

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