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2023.11.17

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【米国】オープンAI初の開発者会議、最新版大規模言語モデルやChatGPTカスタム機能を発表

生成AIを開発するオープンAIは11月6日、同社初の開発者向けイベントを開催した。イベントでは、提供開始から1年が経つ対話型AI「ChatGPT」の週間アクティブユーザ数が1億人を超えたことや、200万人以上の開発者が同社API(Application Programming Interface)を通じてソリューションを構築していることが発表されたほか、大規模言語モデル「GPT-4」の改良版である「GPT-4Turbo」も公開された。GPT-4が8,000トークンまでのコンテキストウィンドウに対応し、2021年9月までの情報を学習データとしていたのに対し、GPT-4Turboは12万8,000トークンに対応し、2023年4月までの情報を学習データとする。これにより、約9万6,000語もの長文回答が可能になったほか、最新情報に関する質問についてより精度の高い回答ができるようになった。また、ユーザがChatGPTを用途に応じてカスタマイズできる「GPTs」や、GPTsを世界に公開できる「GPT Store」を11月に立ち上げることも明らかにされた。生成AI開発競争が激化するなか、ChatGPT経済圏を拡大する狙いがあると見られる。

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