FCCは2月8日、衛星を利用してブロードバンドサービスを提供する「Project Kuiper」を進めるアマゾンに対し、3,236基の衛星を打ち上げる衛星インターネット事業の展開を承認した。アマゾンは2020年、後日に更新する軌道上のデブリ軽減計画についてFCCの承認を得ることを条件に、衛星を展開するための最初の認可を取得していたが、今回、FCCは、同社が更新した計画がこの条件を満たすものであることを認めた。FCCは、更新された計画の一環として、打ち上げた衛星の数と廃棄の信頼性に関する報告書を半年毎に提出することをアマゾンに義務付けるとともに、同社が1年の間に衛星廃棄に失敗した場合、FCCへの報告が求められる。さらにProject Kuiperで7年間のミッション終了後に衛星を確実に廃棄できるようにすることを義務付けている。アマゾンは昨年末、Project Kuiperの最初の衛星2基をユナイテッド・ローンチ・アライアンスのロケットで打ち上げる計画を発表。このロケットはまだテスト中だが、順調に行けば今後数か月以内で初飛行となる予定となっている。
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