【米国】国家電気通信情報庁、アップルとグーグルの商慣行がモバイルアプリ市場の競争を阻害しているとの見解
国家電気通信情報庁(NTIA)は、2月1日、モバイルアプリ市場の競争に関する報告書を発表。この中で、アップルとグーグルの商慣行やサービスポリシーが市場競争を阻害していると結論付け、両社に対する規制を設ける抜本的な新規則を求めた。NTIAは、両社は、アプリ開発者に不要な障壁やコストを課すことで、競合他社を圧迫していると指摘し、この問題に対処するために、以下の対応を提案している。
1)連邦反トラスト法執行機関の資金増額
2)企業による自社サービス優遇行為の制限
3)反競争的行為を制限・禁止する法律・規則の制定
4)プライバシー、セキュリティ、安全性に対策を取る適切な自由を維持しながら、合法アプリの流通を促進する措置
5)企業による自社決済システムの利用強制の制限・禁止
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