5Gサービス新規参入事業者の中国広電は9月27日、チベット自治区と青海省で5Gサービスを開始した。同社は国内31省・直轄市・自治区でのサービス展開を目指して、これまで6月27日に20の省、7月27日に9の省でサービスを開通してきた。今回の5Gサービス全国展開は全国ケーブルテレビ網の統合と、5G網整備を同時進行してきた成果でもある。中国移動との5G網共同建設、中国電信、中国聯通、中国移動との事業者間相互接続も実現した。
中国広電は「ケーブルテレビ+5G」ネットワークをベースに、ラジオテレビとインターネット視聴者のニーズを同時に応えるための固定通信と移動通信を融合した未来型のテレビ事業の発展を目指している。より知能化、個性化したテレビサービスの創出によって、中国広電固有の社会価値と産業価値を生み出そうとしている。
中国広電のアプリやオンラインショップ、ミニプログラム、全国のキャリアショップでも5Gサービスの受付を開始している。ホットライン10099も全国で開通している。今後、「携帯電話+テレビ+ブロードバンド+音声+衛星+X」というマルチサービスを提供していくとしている。
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