お知らせ詳細

　グーグルは、5月15日、定額制の音楽ストリーミング配信サービス「Google Play Music All Access」を開始すると発表した。月9.99ドル（約1,022円）の定額料金を支払えば、数百万曲が聴き放題になる。グーグルは、ダウンロード型配信サービスではアップルのiTunesに遅れを取ったが、クラウド型ストリーミング配信サービスではライバル、アップルに先駆け、この分野では大きなシェアを持つパンドラやSpotifyに競合を挑む。

「Google Play Music All Access」サービスは、22のジャンルから楽曲を選択でき、プレイリストを作成して楽曲を再生することも、ラジオのように再生することもできる。サービスは当初、米国ユーザーのみが利用できる。

　音楽のストリーミング配信は、グーグル、アップルだけでなく、AmazonやFacebook、Twitterなども参入に意欲を見せているが、いずれの企業も、普及が進むモバイル環境では加入制のストリーミング配信サービスが今後の事業成長に欠かせないと見ている。