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郵便局会社は2021年8月23日、パスポートや運転免許証に代わる、デジタルIDアプリ「EasyID」の提供を開始した。顧客は、パスポートや運転免許証などの身分証明書を持参しなくても、スマートフォンのアプリを使って、郵便局で小包や手紙を受け取ることができる。
 
EasyIDは、荷物の受け取りだけでなく、コンビニやスーパーなどで酒類やたばこ、宝くじなどを購入する際に身分証明書として利用することもができる。
 
EasyIDの導入は、新技術を活用し、局員の業務効率を高めるための改善策を提供するという郵便局の戦略における最新の取り組みとなる。郵便局にとっては、集荷プロセスが迅速になるだけでなく、荷物の受け取りに郵便局を選択するようになり、来店者数の増加に繋がるなど、様々なメリットをもたらすと考えられている。