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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2017.09.07

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  • ドイツ

【ドイツ】ドイツポストDHL、ウィリアムズ・リー・タグを米投資会社に売却

 ドイツポストDHLグループは、本業の物流サービスに注力するため、英国のマーケティング・広告子会社ウィリアムズ・リー・タグ(Williams Lea Tag)を米国の投資会社アドベント・インターナショナル(Advent International)に売却した(取引額は非公表)。
 ドイツポストDHLグループとウィリアムズ・リー・タグによれば、両社は今後も引き続き、全世界での緊密な業務提携を維持していくという。
 ウィリアムズ・リー・タグは40を超える国で営業し、1万人超を雇用している。同社の事業と資産は、今年第4四半期までにアドベントに移転されることになっている。
(Deutsche Post DHL 2017年8月24日等)

(ひと言)
 ドイツポストは、2006年に英国の書状配達大手で文書管理やダイレクトマーケティングも提供していたWilliams Lea(1820年設立)を買収した。これは、2008年の郵便市場自由化による収入減に備え、各分野での世界的な地位強化を狙ったものであった。さらに2011年、Williams Leaは、英国のマーケティング会社Tagを買収した。
 ドイツポストDHLグループは、同社の事業を、「郵便・eコマース・小包部門」、「エクスプレス部門」、「グローバル・フォワーディング、フレート部門」「サプライチェーン部門」の4つの部門に組織しているが、長らくサプライチェーン部門において独自にWilliams Leaブランドでサービスを提供していたものの、2015年に部門内部で統合された(担当役員が同一人となったため)。