2016.07.29
南アフリカ準備銀行、郵便銀行設立に向けた第1段階の免許申請を承認
南アフリカ準備銀行は、南アフリカ郵政公社（SAPO）が郵便銀行（Postbank）を設立するために行った第1段階の銀行免許申請を承認した。
今回、第1段階の承認が得られたことで、郵便銀行は預金だけでなく、銀行カードなどのサービスも提供できる状態に近づいた。
シアボンガ・クウェレ通信・郵便大臣は、郵便銀行について、「郵便銀行が商業銀行と競合しないことは明らかだ。郵便銀行は政府の開発アジェンダを進めるために設立される。同行はSAPOの子会社となるが、独自の統治構造を持つ」と述べた。
（SAPO 2016年7月8日等）
（ひと言）
第2段階と最終段階の免許交付は今後1年以内に完了する見通しだという。
これが完了すれば、続いて郵便銀行取締役会の被指名者の承認、同行の法人登記、SAPOから新銀行への事業移転などが行われることになる。