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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2016.03.01

  • IPC

IPC、国際ネット通販の利用状況に関する調査結果を発表

 国際ネット通販の利用経験について17か国の住民を対象に行った調査によれば、国際ネット通販利用者の84%は自身の経験した配達サービスに満足していた。
 国際郵便機構(IPC)は、今回初めて実施した「IPCネット通販利用者調査(IPC Online Shopper Survey)」について、「この調査は、国際電子商取引に対する需要の進化を郵便事業体が理解し、こうした進化に対応するための貴重な洞察を与えるものだ。したがって、この調査は今後毎年実施していく」と述べた。
(IPC 2016年1月28日等)

(ひと言)
 この調査からは、中国が国際ネット通販の世界最大の輸出市場となっていることや、国際ネット通販利用者の59%が送料無料サービスを受けていることも明らかになった。
 国際ネット通販で最も多く使われる注文手段は、世界平均ではパソコン(77%)だったのに対し、中国ではスマートフォンまたはタブレット(53%)だった。
 配送会社にとっての主な要改善点は、信頼性、荷物追跡、そして、小包配達時に消費者が払わなければならない税(関税など)の透明性だった。また、国際ネット通販の利用に関して最も留意されるべき要素は適時配達で、国際ネット通販利用者は具体的な注文品配達日を知りたがっているというのがその理由だった。
 この調査は17か国(欧米および中国、オーストラリア、ニュージーランド)の4,075人を対象に、2015年9月から10月にかけて実施された。