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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2015.12.01

  • シンガポール

シングポスト、買収先統合に向けた新経営構造を発表

 シングポスト(シンガポール・ポスト)は11月、最近買収した事業を統合するための、新しい経営構造を発表した。同社は、国際的な電子商取引物流業界に参入するため、複数の投資を行ったと説明している。
 12月1日から、シングポストは4つの事業分野で構成されることになり、それぞれの事業は担当役員に率いられる。
(Singapore Post 2015年11月16日等)

(ひと言)
 Marcelo Wesseler CEO(シングポスト電子商取引担当)はグループの電子商取引事業を率いる。米国のトレードグローバル社とジャギド・ピーク社(Jagged Peak)を買収したことの重要性を踏まえて、Wesseler氏は米国に拠点を写し、当地で電子商取引事業の指揮をとる。
 シングポストの最高執行責任者(COO)とカンタム・ソリューションズ(Quantium Solutions)のCEOとを務めるSascha Hower氏は「物流・経営(Logistics and Operations)」を担当する。Hower氏はグループの経営改革を主導し、シンガポール国内とカンタム・ソリューションズ(電子商取引物流を手がける国際事業子会社)の営業地域とで、グループの経営を率いる。同氏はまた、この地域で買収した物流事業(オーストラリアのクーリエズプリーズ(CouriersPlease)など)の統合作業を監督する。
 Woo Keng Leong CEO(郵便サービス担当)は、サービス品質と、シンガポール国内の電子商取引配送の主力である郵便事業の持続可能性とに焦点を合わせる。同氏はまた、郵便事業体間の国際協力活動に対しても責任を負う。
 副CEO(国際郵便担当)に指名されたGoh Hui Ling氏は、成長を続ける国際電子商取引配送の経路となってきた国際郵便事業の持続可能性と成長とに焦点を合わせる。また、同氏は引き続き、電子商取引世界最大手のアリババとの提携事業の監督も行う。