深セン市工業・情報化局は2月10日、「深セン市極速先鋒城市（超高速パイオニア都市）建設行動計画」を発表した。2023年末までに高速・大容量・低遅延の超広帯域ネットワークを構築し、「ダブルギガビット、オールオプティカルネットワーク、1ミリ秒、IoE」のネットワーク構築目標を達成し、国内トップで世界をリードする超高速パイオニア都市を建設することを目指す。
主な取組みは、ギガビット光ネットワークへのアップグレードを加速し、ギガビットブロードバンドのユーザ規模を拡大することなどである。2023年末には10G PONポートの比率は100％を達成し、オールオプティカルネットワーク工業団地（産業パーク）は100を超えることを見込んでいる。市街地のIoTプラットフォームのネットワークとデータの相互接続を推進し、水道、電気、ガスのIoTセンシング端末900万台超、多機能スマートポール応用実証プロジェクト20件創出を目指す。
計画ではまた、5Gネットワークのエネルギー効率を全面的に高めるとしている。深セン5Gネットワークのサービス品質規範基準の検討・策定、5Gネットワークのテスト・評価を行うことで、5Gネットワークのサービス品質を高める。基礎電気通信事業者が重点地域・場所で5Gネットワークの最適化を強化することを支援し、年間を通じて5G基地局を新たに1万追加する計画であり、全市の平均ダウンロード速度500Mbps、上り速度100Mbps、重点地域のダウンロード速度1,000Mbps、上り速度200Mbpsを達成し、ネットワーク速度とユーザ体験を大幅に高めるとしている。
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