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ICTワールドニュース

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2022.05.23

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  • 韓国

【韓国】サムスン電子、6G周波数白書発表

サムスン電子が「6G周波数白書」を発表し、6G用周波数確保に向けたグローバル研究を提案した。サムスン電子は6Gでも国際標準化と技術エコシステム構築を主導し、次世代移動通信分野の競争での世界的主導権確保をねらう。白書は5月8日に6G研究組織のサムスンリサーチのホームページ<research.samsung.com>で公開。6G実現に向けて必要な周波数確保策を具体的に提案。特に、グローバルレベルでの議論と関連研究の必要性を強調している。また、6G商用化時点でも5G網が運用されていることを考慮し、6G用途に別途新規帯域を確保することが肝心と強調している。

また、サムスン電子は6G関連技術開発研究成果も同時に公開。詳しくは5月13日開催のオンラインイベント「第1回サムスン6Gフォーラム」で公開されている。サムスン電子は2019年4月の国内での世界初の5G商用化以降、米国・カナダ・日本・豪州・ニュージーランドなどの主要国の通信キャリアに5Gネットワーク設備を供給し実績を拡大中。6Gに向けては、2020年に他社に先駆けて6Gのビジョンを提示した6G白書を世界に向けて発表。2021年にはITU-Rの6Gビジョン標準化グループ議長にも選出され、着々と世界的プレゼンスを高めている。

一方、サムスン電子は国内での6G人材育成にも力を入れる。その一環で、高麗大学と組んで6Gを含む次世代通信技術専門家を養成する次世代通信学科を契約学科として新設する。浦項工科大学やソウル大学とも提携専攻を通じて通信分野専門人材育成を進めている。

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