早くから5G MEC開発に力を入れてきたモバイル最大手SKテレコム（SKT）が、今年からMEC事業の海外展開を本格化する。SKTとグローバルIT大手Dell Technologiesは3月24日、5G MECプラットフォームの共同発売を発表した。今回発売されたプラットフォームはSKTのソリューションとDellのサーバーで構成される。今後はキャリア他社のMECプラットフォームとの互換性も確保し、MECサービスをアプリストアのように利用する機能にも対応する予定。また、パブリッククラウドにも対応させる方針。5G MECプラットフォーム製品はグローバルキャリアのほか、5Gプライベートも網導入予定の海外企業や公共機関をターゲットとする。SKTは単純なソリューション販売にとどまらず、コンサルティング、インフラ構築、メンテナンスまで総合的に提供する5G E2E（End to End）事業の強化を図る。
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