FCCは2月28日、6Gに焦点を当てた技術諮問委員会(TAC)の初会合を開催した。会議の冒頭、議長を務める元クアルコム幹部のディーン・ブレナー氏は、周波数需要の増加、サプライチェーンの脆弱性、国際標準策定における力学の変化といったTACが注意すべき課題を指摘しつつ、5Gまでの経験を活かして技術面でリードすれば、6Gにおいてもアプリ、サービス、インフラ、半導体、標準化等の全ての分野で競争力が期待できるとした。このほか、TACを構成する四つのワーキンググループ(6G、AI/機械学習、高度周波数共用、新興技術)のリーダーから今後の取り組みについての説明が行われた。次回会合は6月に予定されている。
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