上院通信デジタル委員会は、2月10日、BBCの将来の資金調達に関する調査を開始した。BBCは、現在、約50億ポンドの年収のうち約36億ポンドを、TV受信料から得ている。先般、ドリーズDCMS大臣は受信料モデルの見直しに言及していた。議長は「放送業界は、激しい競争、制作費の上昇、視聴習慣の変化等、急速に変化している。技術の進歩により、国民は何をどのように何時見るかについての選択肢が増えている。本調査では、変化するメディアの状況を調査し、公共サービス放送に必要とされるものを提供するために、BBCに将来どのように資金を提供すべきかを検討する」と述べている。
委員会の検討事項は以下のとおり。
＊新しい技術と消費者の習慣は、将来の放送環境をどのように変えるか
＊全国的な放送事業者の目的は何か
＊BBCの資金調達モデルの選択において、どのような原則と優先順位を示すべきか。代替の資金調達モデルは、BBCが提供できるものにどのように影響するか
＊進化する消費者の習慣やニーズに適応するために、BBCは今後5年間でどのように変化すべきか。BBCは、長期的な将来に備えるために何をすべきか
＊将来のBBC資金計画のために、政府にはどのような行動とコンサルテーションが必要か
委員会は、2022年3月11日まで意見を募集している。
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