韓国でBtoB分野5G促進策の一環で昨年末から導入されたローカル5Gの制度定着のため、今年から政府が本腰を入れる。ローカル5Gに相当する5G特化網の実証事業に480億ウォンの予算が投じられ、関連制度の改善も進められる。国の5G戦略最上位機関の官民合同の5G+戦略委員会が2月24日に第6回会合を開催。今回の会合では2022年度5G+戦略推進計画、政府の5G企業支援と民間普及状況の情報を共有し、5G活性化方策を議論した。2022年度5G+戦略推進計画の骨子は以下のとおりで、これまでの5G融合サービスの高度化とローカル5G初期市場拡大に焦点を当てたことが特徴。
＊産業革新型サービス（工場・造船・ロボット等）、生活密着サービス(治安・安全)等5G融合サービス高度化を支援
＊ローカル5G市場創出のため主要分野の実証と並行して技術開発・商用化を通じサービス提供企業育成を支援。ローカル5G参入手続き簡素化、参入希望企業の迅速な導入に向けて制度を改善
＊中小企業競争力向上や人材育成拡大等5G融合エコシステム活性化
＊OpenLAN産業エコシステム強化、標準化対応、海外進出等5Gグローバル進出支援の強化
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