行政安全部と警察庁は1月27日から自動車運転免許スマホ搭載(モバイル運転免許)の試験運用を開始。試験運用期間中はモバイル運転免許の発行機関が限定されるが、7月から全国拡大される。一般国民対象の初のモバイル身分証となる。モバイル運転免許は自動車運転免許保持者のうち希望者に発行され、現行のプラスチックカード免許と同一の法的効力を持つ。また、オンライン環境でも利用が可能となる。発行は本人名義の端末一台に限定。モバイル免許の初回発行に当たっては、希望者は運転免許試験場か警察署民願相談室を訪問し対面での身元確認を経る必要がある。専用アプリをダウンロードしてから、①IC運転免許証として発行、②免許試験場訪問時に現場で発行のいずれかを選択できる。IC運転免許としてモバイル免許発給を受ける際は、まずカード免許証をIC運転免許証に交換する必要がある。なお、これに先がけモバイルキャリアの認証アプリで2020年から導入されているモバイル運転免許は試験サービスのため用途がコンビニでの未成年者確認や免許更新手続き等に限定されている。韓国ではDXの一環で身分証のスマホ搭載が順次進められており、公務員症と運転免許証のモバイル化が実行された。
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