日米豪印の首脳は、9月24日、ワシントンDCで開催された対面による初の「クアッド」首脳サミットに出席し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて国際秩序の強化等にコミットすることを確認した。 発表された共同声明では中国を明示的に名指しすることを避け、新型コロナウイルス対策、インフラ、気候変動といった共通の課題に焦点を当てたる。 共同声明では、技術の開発や利用に関する共同原則を発表するとともに、特に、5GやBeyond 5Gについて、多様化に向けた技術実証、技術標準に関するコンタクトグループの設立や国際標準化機関における連携協力、重要技術にかかるサプライチェーンの確保等が盛り込まれたほか、サイバー空間における新たな協力を開始するとされた。
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