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ICTワールドニュース

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2021.09.24

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  • 中国

【中国】MIIT、8月時点で累計100万以上の5G基地局を建設完了と発表

工業・情報化部(MIIT)情報通信管理局の趙志国局長は9月13日、中国の5Gの状況について次のように述べた。

*8月時点で中国が建設した5G基地局の数は累計103万7,000か所に上り、全国のすべての行政区または市をカバーしており、さらに県政府所在地の市街地の95%以上、郷・鎮の中心地の35%以上をカバーし、何万もの5Gの革新的応用の事例が出てきている。特に、メディア、医療、交通、教育などの各業界では、5G+4K/8K高精細映像、5G+スマート医療、5G+遠隔教育などの代表的な応用事例が数多く形成されている。
*「5G+工業インターネット」は、革新的応用の最も活発な分野の一つとなっており、現
在、電子機器製造、設備製造、鉄鋼、鉱業など22の重点業界を網羅し、遠隔機器制御や品質検査など、多くの代表的なシーンに応用されている。
*5Gスマホの普及は加速しており、今年1~8月までの5G機種の出荷台数は前年同期比
80%増の1億6,800万に達した。特に8月は、5G機種の割合が74%まで上昇した。
趙志国局長によると、次の段階は、以下の面に重点を置いて業務を進めていく。
*一つ目は、ネットワークの基盤を固めることである。5Gの共同構築と共有を進め、ネットワーク間のローミングを促進する。仮想プライベート網やハイブリッド型仮想プライベート網などを通じて、ネットワーク構築の面で重点業界の5Gの構築・応用を推進する。
*二つ目は、応用シーンの拡大である。新型情報消費、実体経済、生活関連サービスの三つの分野に向け、工業、交通、医療、農業、文化・観光など多くの重点業界に焦点を当て、さらに5G融合・応用の代表的なモデルを多数育成する。
*三つ目は、エコシステムの最適化である。業界の応用に向けた5Gチップ、モジュール、端末などの製品の研究開発と実用化を推進する。

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