科学技術情報通信部(部は省に相当)は6月4日、省内ICT分野トップの第2次官主宰で第1回デジタル・情報通信技術海外進出タスクフォース(TF)を開催した。TF立ち上げは今年1月に発表された「K-ニューディールグローバル化戦略」を受けた措置。この戦略では、昨年7月に発表された景気回復国家プロジェクトの韓国版ニューディールを基に、海外市場先占を通じた国内雇用創出拡大という形の好循環の確立を図る。世界的なデジタル化と非対面化の趨勢を機に国内企業の世界進出を後押しするための官民協業・政府横断レベルで運営される。構成員は関係省庁と輸出業界、金融・輸出専門支援機関の30名。
今回TFでは、一貫した海外進出支援プラットフォームの在り方確立、2021年から10年間で20兆ウォン(2兆円)規模の金融支援、(仮称)デジタルゲームチェンジャー育成プログラム等の新規事業も進める計画。特に、情報通信産業振興院(NIPA)のデジタル輸出支援センターでは海外進出の類型や段階等に合った個別サービスを総合的に一括で提供し、国内企業の海外進出成功事例共有を図る。
韓国・政策に関する詳しい情報はこちらへ