サムスン電子がNTTドコモと5G基地局供給契約を締結したことを3月23日に明らかにした。サムスン電子は日本ではKDDIに5G基地局インフラを供給しているが、ドコモとのインフラ供給契約は今回が初めて。今回は5Gの基地局(RU)を供給する。サムスン電子は予てから世界のネットワーク機器市場のシェア拡大をねらっており、5Gでは米国の対中制裁の追い風を受けて、以下のように主要国通信キャリアへの供給契約実績を着々と拡大しつつある。
・米国:ベライゾン、AT&T、スプリント、USセルラー
・日本: NTTドコモ、KDDI
・韓国:SKテレコム、KT、LG U+
・カナダ:ビデオトロン、TELUS、サスクテル
・ニュージーランド:スパーク
政府も韓国ベンダーの世界ネットワーク機器市場でのシェア拡大を目指しており、昨年8月に発表した6G R&D戦略を通じ、世界ネットワーク機器市場で第二位の目標達成を掲げている。
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