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ICTワールドニュース

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2020.11.24

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  • 韓国

【韓国】通信キャリア3社の7-9月期業績発表、5G活用BtoB事業拡大方針

11月第1週に通信キャリア3社(SKテレコム、KT、LG U+)の2020年第3四半期(7-9月期)決算が出そろった。各社の今期業績は5Gで無線事業が伸びたことと、BtoB事業大幅強化方針を掲げていることが共通している。

SKテレコムは無線事業実績上昇とメディア・コマース・セキュリティ等のニュービジネス事業の急成長で前年同期比3.7%増収と19.7%の営業利益増。ニュービジネス分野売上は昨年同期比18.9%増加で初めて1,000億ウォン(約100億円)台に乗った。5G活用スマート工場・クラウド等BtoB事業強化方針も打ち出した。年内にアマゾン(AWS)と協力して5Gモバイルエッジコンピューティング試験サービスと商用化を計画中。

KTはコロナ禍で端末と系列社の売り上げ減が響き前年比3.4%の減収。サービス売り上げは無線、IPTVとBtoB事業の成長で0.8%の増収でKT単体での営業利益は4.6%増であった。BtoBのAI/DX事業売上は前年同期比で17%増の急成長中。KTは新たなBtoBブランドKT Enterpriseも公開。13番目となるデータセンター(竜山)もオープン。

LG U+は5G等モバイル加入者純増とスマートホーム加入がけん引役となり前年同期比で売り上げが5.9%増、営業利益60.6%増となった。5G活用BtoB戦略としてスマートファクトリー、スマートシティ、社会間接資本、モビリティ事業を中心に強化し2022年にBtoB売り上げを5倍に拡大する目標を掲げている。

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