2016.09.23
【台湾】行政院、アジアのシリコンバレー推進計画を公表。2017年に113億NT$を予算計上へ
台湾行政院は9月8日、アジアのシリコンバレー推進計画を公表した。推進期間は8年間とし、2025年までに台湾のIoTが世界シェアを5％に、生産高にして4兆6,000億～9兆5,000億NT$（約15兆～30兆円）に引き上げることを目指す。これにより、台湾の経済成長率を毎年0.9～1.7％押し上げる。 計画では、IoTと「創新創業」を2本の柱として、人材、資金、法規定、イノベーションの四つの側面から着手し、研究開発を中心としたIoTイノベーションのエコシステムを構築するとしている。そのために2017年に113億NT$の予算を計上し、このうちの57億NT$を科学技術部、経済部などの関連事業に割り当てる。