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ICTワールドニュース

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2016.07.04

  • 韓国

【韓国】SKテレコム、スマートスタンプのワンツーシーエムと組んで中国市場進出

 移動通信最大手SKテレコムが、「スマートスタンプ」技術を保有するベンチャー、ワンツーシーエム(12cm)社、中国の戦略的投資者(Strategic Investor)3社と共同で、中国でO2Oプラットフォーム合弁を立ち上げるため投資意向書を締結したことを6月22日に発表。出資比率は、SKテレコムが42.71%、12cmが35.81%、現地パートナー3社が21.48%で、合弁会社は11月に北京に設立する計画。2013年創業の12cmは、スマートフォンにハンコを押す、いわゆるスマートスタンプの中核技術を保有する代表的O2Oベンチャー。これまで店舗で紙ベースで提供していたスタンプカードがスマートフォンで完結するO2Oサービスプラットフォームとして、国内では多くの提携先を確保しており、既に日本市場にも進出している。
 
 今回の現地パートナーは、2万人以上の営業人員と30万以上の加盟店を持つ決済代行事業者のDuolaobao、国内最大のメディア広告グループ系列で統合マーケティングを提供するBlueFocus、コンサート等の電子チケットを発行するモバイルサービス事業者Heima Liveの3社。合弁会社は12cmのスマートスタンプ技術を通じ、中国の代表的モバイルメッセンジャーWe Chatベースの企業アカウント製作やプロモーション等O2Oサービス全般の運営代行をする計画。O2Oプラットフォーム基盤のサービスを拡大し、コンサートや展示会等大規模イベントの訪問者チェックインサービスや、QRコードに代わる電子チケットサービスも提供の予定。