2015年7月1日付で、理事長に就任いたしました 坪内和人です。

 当財団は1990年2月「財団法人テレコム高度利用促進センター」として設立され、1996年4月に現在の「財団法人マルチメディア振興センター」に名称変更、その後、2007年4月に国際通信経済研究所との統合を経て、2012年4月には一般財団法人として再スタートいたしました。
この間、ブロードバンドの普及発展があり、ソーシャル、モバイル、クラウド、ビッグデータ、IoTといった言葉が人口に膾炙するようになりました。マルチメディア環境は広く社会に浸透し、産業構造や人々の働き方を変化させ、わたしたちの生活のありかたに大きな影響を与えております。

こうした環境下において、マルチメディア振興センターは、二つの事業を活動の柱に据えて継続的に活動しております。それらは、「情報通信ネットワークの安心安全な利用」及び「情報通信ネットワークの利用促進」などの観点から行う実践的な活動、並びに情報通信や郵便といった分野におけるグローバルな視点に基づいた「調査研究活動」です。

実践的な活動については、公共情報共有基盤事業として、総務省、自治体や放送事業者等と連携し、災害情報等の公共情報を円滑に正確に伝えるための「Lアラート」を平成23年6月より提供しております。また、安心安全なネットワーク利用を進めるための活動として「e-ネットキャラバン」、「情報通信の安心安全な利用のための標語募集とその普及啓発活動」を進めて参ります。

調査研究活動については、ICT、電波利用及び物流の各分野について、市場・ビジネス・サービスと政策・法制度をより緊密に連携して考えること及び国内外の動向を相互に比較対照する視点から、市場構造の変化やビジネスの展開、及び政策の国際動向について調査・分析しております。それらの成果の一部は、「ICT World Review」(隔月発行)でご覧いただけます。また、講演会の開催、財団ホームページでの調査研究の成果発表や情報提供なども引き続き積極的に行って参ります。

 今後も当財団の活動がICTの高度化と健全な普及に貢献し、皆様のご期待に応えられますよう、職員一同、使命感と探究心をもって諸活動に取り組んでいく所存です。
 引き続き当財団へのご助言とご支援を賜りますよう、心からお願いいたします。















2017年10月
理事長 坪内 和人

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