本報告書は、5G 及びプライベート5G 並びにビヨンド5G 及び6G の二つのパートで構成される。前者では5G の国家戦略、プライベート5G の展開状況、５G の普及状況について、後者では国家政策、技術研究開発、市場形成の観点から、欧米の取組みを中心に整理する。また、ビヨンド5G 及び6G ではセキュリティの重要性が一層高まることから、補論としてビヨンド5G 時代におけるセキュリティに関する論点について紹介する。
なお、本報告書では、5G 及びプライベート5G のパートにおいて、プライベート5G を上位概念として、主に通信事業者が公衆網を利用してエンタープライズ向けにプライベートサービスを提供する場合をキャリア5G、一方、非通信事業者で独立系の主体が主に自らの利用のために自営網として5G を構築する場合をローカル5G として区別する。
（執筆者）
飯塚 留美（ICT リサーチ＆コンサルティング部 シニア・リサーチディレクター）
総括・欧州担当
中邑 雅俊（ICT リサーチ＆コンサルティング部 リサーチディレクター）
米国担当
藍澤 志津（ICT リサーチ＆コンサルティング部 リサーチディレクター）
英国・フィンランド担当
坂本 博史（ICT リサーチ＆コンサルティング部 チーフ・リサーチャー）
オーストラリア担当
ウェドゥラオゴ イセン アジズ（ICT リサーチ＆コンサルティング部 リサーチャー）
フランス担当
３ 追補：Beyond 5Gのセキュリティ
中央大学研究開発機構
3-1：近藤 健 中央大学 研究開発機構客員研究員
中央コリドー ICT 協議会(CCC21協議会)
3-2：藤田 亮 中央大学 研究開発機構客員研究員 機構准教授
廣田 修 中央大学 研究開発機構客員研究員 機構教授
玉川大学名誉教授
3-3：山澤 昌夫 中央大学 研究開発機構専任研究員 機構教授
セキュアIoTプラットフォーム協議会 標準化部会部会長
米津 武至 中央大学 研究開発機構客員研究員
（株）ソラミツ株式会社 ブロックチェーンアーキテクト
近藤 健
佐藤 直 中央大学 研究開発機構客員研究員 機構教授
情報セキュリティ大学院大学
3-4：才所 敏明 中央大学 研究開発機構客員研究員
3-5：松本 義和 中央大学 研究開発機構客員研究員
セキュアIoTプラットフォーム協議会 主任研究員
サイバートラスト株式会社セキュリティプロモーション統括部
統括部長