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ブラジル・ポストは3月26日、国内初となるドローンによる小包配達実験を実施した。これはエンブラエル傘下のアテック社とクリチバ市が共同で進める「空の道路」創設プロジェクトの一環である。

この実験にはドローン製造企業スピードバード・エアロも参加し、都市部での配達に関する技術情報を提供した。通信大臣ジュセリーノ・フィーリョは、このプロジェクトをブラジルの郵便サービス近代化における重要な進歩と位置付けている。

実験に使用されたドローンは完全国産技術で開発され、最大35kgの積載能力を持つ。試験飛行はブラジル民間航空庁（ANAC）の規制に準拠し、パイロットが直接視認できない範囲での操縦（BVLOSシステム）で、人の多い場所を避けるルートで行われた。