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欧州投資銀行（EIB）とポステ・イタリアーネは、サービスのデジタル化を促進し、より近代的で効率的かつ持続可能な郵便物流エコシステムを構築するため、4億5000万ユーロの融資契約に調印した。

具体的には、新しい小包仕分けセンターの開設による物流プロセスの自動化・デジタル化、ソフトウェアプラットフォームのクラウド移行、ポステ・イタリアーネ顧客向けサービス向上のための物理・デジタルチャネル強化、ビジネスプロセス自動化・デジタル化を支える人工知能ツールの導入、セキュリティの向上などが含まれる。

さらに、本融資には、エネルギー効率化と電気自動車（EV）への投資というグリーンディールへの取り組みも含まれている。

これらのプロジェクトは、ポステ・イタリアーネが従来の郵便事業者から完全なロジスティクス事業者へと変革を遂げ、そのプロセスが経済的にも環境的にも持続可能であることを保証するのに貢献する。

EIBは約25年にわたりポステ・イタリアーネと協力しており、これまでに10件の契約を締結し、その総額は約33億ユーロに上る。