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2022.06.02

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【米国】デジョイUSPS総裁、インフレ影響による値上げ不可避との見方

ルイス・デジョイUSPS総裁は、USPSが赤字を解消するための計画を進める中、インフレへの対応を迫られており、コスト上昇が郵便料金にさらなる圧力をかけることになるとの見方を示した。

デジョイ氏は「インフレ率は、予測していたよりもかなり高い。2022年はこの予想外のインフレでコスト増大は避けられないだろう」と述べた。USPSは、2021年度の業績で、771億ドルの収入に対して、820億ドルの費用を計上し、純損失は49億ドルを記録した。

USPSは、今年4月初めにファーストクラスメール全体で料金を約6.5%値上げすることを郵便規制委員会(PRC)に届け出た。ファーストクラスメール切手は、2021年8月にも値上げされている。USPSは、今回の値上げ率(6.5%)が年間インフレ率(8.5%)を下回る点を主張している。