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米ドラッグストアチェーン大手のCVSヘルスは、6月より開始する自動運転車のテストで、処方薬の配送を行うと発表した。

同社は、シリコンバレーのロボティクス会社ニューロと提携し、テキサス州ヒューストンの店舗周辺に住む顧客に医薬品等を配達する計画だ。CVSは、勢力を伸ばすアマゾンに対抗するため、一般世帯やオフィスへの配送サービスを拡大している。

2019年秋には、CVSは民間宅配大手UPSと提携し、ノースキャロライナ州ケーリーで処方薬をドローン配送するテストを実施している。

今回のテストでは、CVSの顧客はオンラインで処方薬を注文する際に自動運転車による配送を選択できるようになり、ニューロのポータルサイトから配送状況を追跡することも可能になる。