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　提携拡大の中核となるのは積極的なB2C（企業-消費者間）戦略で、両社はこの戦略に基づき、双方の小包事業網を結合して欧州に2万6,000軒の小包取扱店網を築くほか、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの4か国で、ポストノルドの配達車両の一部にDPDブランドを冠して運用する。
　またポストノルドは、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドから他の欧州諸国への国際小包配送をDPDグループに委託する。これにより、ポストノルドの顧客は、欧州10か国に2万軒以上あるDPDグループの小包取扱店にアクセスできるようになる。さらに、欧州の消費者は北欧地域で発送された小包を受け取るにあたり、DPDのモバイルサービス「プレディクト（Predict）」を利用できるようになる。
（postnord 2015年6月25日等）

（ひと言）
　DPDは仏ラ・ポストの国際エクスプレスのブランド名で、DHLに次ぐ第2位のシェアを持つ。3月にブランド名の統一を図り、ジェオポスト（GeoPost）がDPDグループの持株会社となっている。