華為技術(HUAWEI)は3月31日、2024年の年次報告書を発表した。2024年の総売上高は、前年比22.4%増の8,620億7,200万元(約18兆700億円)を達成した。純利益は同28%減の625億7,400万元であった。
事業別の売上高では、ICTインフラ事業は、前年比4.9%増の3,699億300万元を達成、端末事業は、同38.3%増の3,390億600万元を達成した。クラウドコンピューティング事業は、同8.5%増の385億2,300万元であった。デジタルエネルギー事業は、同24.4%増の686億7,800万元、コネクテッドカー・ソリューション事業は、同474.4%増の263億5,300万元であった。これら五つの主要事業セグメントすべてが前年比で成長を達成し、中でも、自動車事業が最大の伸びを示し、端末事業がそれに続いた。
また、地域別では、中国は同30.5%増の6,152億6,400万元で、欧州・中東・アフリカは同2.1%増の1,483億5,500万元で、アジア太平洋地域は同5.5%増の433億600万元、米州は同2.7%増の363億100万元、その他は同69.4%増の188億4,600万元であった。2024年の同社の研究開発投資は1,797億元に達し、年間売上高の約20.8%を占め、過去10年間に投資した研究開発費は累計で1兆2,490億元を超えた。
中国・市場に関する詳しい情報はこちらへ