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　ロシア議会は、個人が自身に関する情報をインターネットの検索結果から削除するよう求めた場合、これに応じることをサーチエンジンに義務付ける法案を最終可決した。同法案は、EUの「忘れられる権利」に倣ったもので、インターネット・ユーザーに自身についての誤った情報、あるいはその後のイベント、行動によって既に不適切となった情報の検索結果からの削除を要求できる権利を与える。法案に対しては、国内大手サーチエンジンなどが情報の自由な流通を妨げる可能性があると懸念を表明。議員等は、サーチエンジン事業者との会合で、法案に小さな修正を加えることには合意していた。これにより、ユーザーは削除を求めるウェブページを具体的に指定することが求められ、サーチエンジン側は10日以内に要求に応じなければならない。サーチエンジンは、ユーザーの犯罪記録については削除要請を受け付ける必要はない。