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　アップル製品が収集するユーザーの健康情報活用を目指し、アップルとの協力関係を深めるIBMは、4月13日、医療・健康管理分野向けデータ分析を提供する「Watson Health」事業部の創設を発表した。この事業部は、アップルのHealthKitやResearchKitを通じて、クラウド経由で大量のデバイス、プロバイダから健康情報を集め、ジョンソン＆ジョンソン、メドトロニックなどの企業にデータ分析結果を提供する。Watson Health事業部は、ボストンに本拠を置き、約75人の医師を含む2,000人の従業員を配属する予定である。IBMは、医療データ分析の能力拡大のためエクプロリス、ファイテルという医療テクノロジー企業2社を買収することも発表している。なお、Watsonは、人間の言語に対応したコグニティブ・コンピューティング・システムで、学習機能も備えている。