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　中国移動は12月14日、同社の2015年端末パートナー大会において、これまでに100万局の4G基地局の構築目標を達成し、2016年の4G事業目標として、基地局数を30万局新規に構築、4Gユーザー数を5億に引き上げると発表した。中国移動は、2015年10月末時点で8億2,400万の携帯電話ユーザーを有し、このうち4Gユーザーが2億6,700万、残りの5億以上の2G/3Gユーザーを4Gに転換させることが今後の重点課題になっている。

　また、端末事業の目標について、2016年に3億3,000万台の携帯端末を販売するとともに、VoLTE対応4G新機種を600機種発表し、このうち中国移動の自社ブランド機種が100を超え、販売量が1億台に達することを目指している。中国移動端末会社の馬景新副総経理は、VoLTEの普及を進めるため、既にパートナーと協力しVoLTE及びCA（キャリア・アグリゲーション）対応の端末を発表したほか、来年299元（約5,605円）の4G端末を発表することを期待していると紹介した。中国移動は、2016年に全ネットワークにおいて、VoLTEの商用化を実施する見込みである。