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　法定管理下（会社更生法手続きに相当）で売却先を模索中の携帯端末メーカー、パンテックに対して公募期限の4月17日までに国内外3者からの買収申請があったが、裁判所は書類不備等で3者とも資格不備と判断。4月20日に公開売却手続きが打ち切られるという急展開となった。経営破たんしたパンテックは2014年8月から法廷管理下で公開売却を進めてきたが、売却先探しは難航を極め、今回は売却公募締切日の午後というぎりぎりのタイミングになってからで国内と米国企業の3者が名乗り出たが、申請企業名は明かされていない。パンテックの売却手続き失敗は今回で3度目。裁判所は5月中に会社清算か4度目の公開売却手続きに入るかを決定する方針。パンテックは3,000件以上の登録特許を持つなど技術力に定評があるが、業界ではパンテックの清算が避けられなくなったとの見方が強くなっている。