2026.07.28
【フランス】ラ・ポスト高齢者見守りサービス、開始10年で利用者5万人に
ラ・ポストは7月9日、高齢者向け在宅支援サービス「Veiller sur mes parents(両親を見守る)」が開始から10年を迎えたと発表した。郵便配達員による訪問と遠隔見守り機器を組み合わせたこのサービスは、2016年の開始以来、フランス全土で約5万人の高齢者が利用してきた。現在は毎日300件以上の訪問や機器点検が行われ、月約2万2,000件の緊急通報に対応、1日平均3件の救急搬送につながっている。フランスでは高齢者人口の増加が見込まれ、2030年までに75~84歳の人口は約600万人(2020年比47%増)に達し、85歳以上も2023年の約200万人から2050年には約500万人に増える見通しである。自宅暮らしを望む高齢者は多いが、家族の遠方居住などから日常的な見守りが難しいケースも少なくない。ラ・ポストは全国ネットワークと配達員の地域密着性を生かし、食事・医薬品の宅配や在宅健康評価「ICOPE」、掃除・庭の手入れなどの生活支援サービスも展開している。