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物流ワールドニュース

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2026.06.03

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  • オランダ

PostNL、7月12日から郵便配達を48時間以内に変更

オランダの郵便大手PostNLは、2026年7月12日より書状・郵便受け配達の所要時間を現行の24時間以内から48時間以内に変更する。

背景には、デジタル化の進展による郵便物量の長期的な減少がある。法令上、24時間配達を維持するために収入が減る中でも同一ルートに同数の配達員を配置し続けなければならず、コスト負担が深刻化していた。昨年、オランダ内閣は今年7月1日からの48時間延長を承認しており、PostNLはこれを受けた措置として7月12日からの変更を決定した。

郵便部門ディレクターのモーリス・ウンク氏は「郵便への信頼は守り続けなければならないが、需要が減るサービスのコストは増大している。配達時間に柔軟性を持たせることで業務を効率化し、郵便料金を手頃に保つために必要な措置だ」と説明した。

なお、弔事郵便などの優先郵便は引き続き24時間以内に配達されるが、担当が通常配達員から小包配達員に変更され、料金も引き上げられる。値上げ幅は1通あたり数ユーロとされ、規制当局ACMとの協議を経て6月に正式発表される予定だ。

この変更に伴い、約2万件の勤務シフトと配達ルートの約4分の1が見直される。全従業員との個別面談を通じて変更内容を説明するとしており、雇用は維持される見込みだが、勤務地や勤務時間が変わる場合があるという。さらに2027年からは最大72時間配達も認められる予定で、同社はその実施も計画している。