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2026.06.03

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  • 米国

DHLとUSPS、100億ドル超の長期独占契約

DHLグループ傘下のDHL eコマースは5月28日、米国郵政公社(USPS)と米国内ラストマイル小包配送に関する複数年の独占契約を締結したと発表した。契約総額は100億ドルを大きく上回る見込みで、25年に及ぶ両者の協力関係において前例のない規模となる。

役割分担は明確で、DHL eコマースが全米での集荷、19か所の完全自動化ハブでの仕分け、自社の航空・陸上輸送網による幹線輸送を担い、最終配送をUSPSに委ねる。USPSのラストマイルネットワークは全米4万1,550以上のZIPコードをカバーし、1億7,000万超の配達先に週6日対応できる規模を誇る。この分業体制により、拡大するEコマース需要を効率的に取り込み、長期的な競争力の基盤を確立する。

DHL eコマース・アメリカズのアシュボーCEOは「顧客に信頼性の高い長期的サービス基盤を提供するとともに、道路上の車両増加を抑制し温室効果ガス削減にも貢献できる」と述べた。USPSのスタイナー総裁兼CEOも「両者が協力することで信頼性を高め成長を支える新たなビジネスモデルを構築していく」とコメントした。

DHL eコマースは中・大規模のBtoC小売事業者に特化したネットワークと先端技術を持ち、低コストで持続可能な配送サービスを強みとしている。今回の契約は国内外のEコマース需要を両社が共同で取り込む長期戦略の柱となる。