2025.08.29
【スウェーデン】政府、郵便配送時間を2日から最大5日に延長する条例改正案を発表
スウェーデン政府は7月1日、郵便サービスの配送時間を延長する郵便条例改正案を発表した。現在は国内普通書状の95%を2営業日以内に配達する義務があるが、改正後は85%を3営業日以内、97%を5営業日以内の配達に緩和される。
この改正はデジタル化の進展により郵便需要が急速に減少している現状を受けたものである。電子メールやデジタル決済の普及で従来の2日配送体制の維持が困難となり、国営郵便会社ポストノルドの経営も圧迫されていた。
政府は2023年の郵政資金調査委員会報告書を基に今回の提案を策定した。ポストノルドは配送時間延長により全国ネットワークの再編成とコスト削減が可能になるとして、この改正を歓迎している。新制度は2026年の施行を予定しており、同社は既に組織体制の見直しに着手している。