2025.08.29
【オランダ】オランダ政府、郵便配達時間を24時間から48時間に延長へ
オランダ政府は6月30日、郵便サービスの信頼性確保のため郵便法改正を閣議決定した。現在オランダの郵便サービスは深刻な状況で、書状・はがきの送付数は2009年以降毎年約7%減少し続ける一方、配達コストは上昇している。現行法では24時間以内配達が義務付けられているが、ポストNLにとって維持は困難を極めており、改善されなければ特に大都市以外で郵便サービスがさらに悪化する恐れがある。
カレマンス経済大臣の提案に基づく主な変更点は、2026年7月から配達時間を24時間以内から48時間以内に延長することである。ただし週5日配達(火曜〜土曜)と95%の期日内配達目標は維持される。
政府はポストNLへの財政支援ではなく、消費者保護・市場監督局の調査結果に基づき、他の欧州諸国同様の配達規則改正を選択した。将来的には書状数がさらに減少した場合、2028年または2029年からドイツ、フランス、英国と同様に最大72時間の配達猶予期間を設けることも可能になる。弔電や医療関連郵便物は従来通り週6日、24時間以内配達が維持される。