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オフコムは7月10日、赤字が続くロイヤルメールの郵便事業のコスト削減に向け、歴史的な郵便配達削減を承認した。7月28日からセカンドクラス郵便の配達日数は週6日から週3日に削減される。

セカンドクラス郵便は月曜～金曜に隔日で配達され、土曜配達が廃止される。ファーストクラス郵便には適用されない。ロイヤルメールは今回の変更により年間2億5千万～4億2千万ポンドのコスト削減が可能になると見込んでいる。

オフコムは送達日数目標も変更し、ファーストクラス郵便の翌日配達目標を93％から90％に、セカンドクラス郵便の3日以内配達目標を98.5％から95％に引き下げた。また、99％の郵便物の配達遅延日数を2日以内におさめる新たな予防的目標も設定された。

オフコムのブラック・ディレクターは「郵便サービスの緊急改革は同サービスが生き残るために必要」と述べ、来年には郵便料金の手頃さについて公に意見を募集する予定だと付け加えた。