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スイス連邦内閣は4月16日、郵便規則改正の協議を開始した。この改正により、スイス・ポストのユニバーサルサービスにハイブリッド配達システムが導入される予定である。

改正の主な内容は、デジタル化対応によるサービスの現代化である。顧客は書状送信時にデジタル送信を選択でき、受取人は物理的またはデジタルでの受け取りを選べるようになる。ハイブリッド書状では、規制された封印による真正性の確保と認定タイムスタンプによる受理時間の証明により、法的確実性が高められる。

また、デジタル支払取引もユニバーサルサービスに含まれることが規定されている。既にポストファイナンスはeファイナンス、PFアプリ、オンライン購入用デビットカードなどのサービスを提供している。

スイス・ポストは詳細検討後に改正案への回答を公表する予定である。同時に、2030年以降の現代的なユニバーサルサービスの在り方について政治的議論の必要性も強調されている。