2025.05.23
【米国】USPS、7月実施予定の料金改定案をPRCに提出
USPSは4月9日、郵便規制委員会(PRC)に料金改定通知を提出し、7月13日に実施予定である。USPS経営委員会が承認した改定案は郵便サービス商品価格を約7.4%値上げするものである。
主な料金変更として、ファーストクラスメール(1オンス)が73セントから78セントへ5セント値上げ、料金別納レターは69セントから74セント、国内ポストカードは56セントから62セント、国際ポストカードと国際レターは1.65ドルから1.70ドルとなる。
一方で、物品郵送時の保険料は12%値下げされる。USPSはこれらの料金改定を、郵便・配送市場の変化に対応し、10年計画「Delivering for America」が目標とする財務安定性を実現するために必要な措置と説明している。
また、マーケティングメールと小包サービスについても2組の料金改定案を提出した。料金改定案は実施前にPRCの審査・承認を受ける必要がある。